名豊5つの信念

徳 Virtue

人生の根幹は「徳」にあり。「徳」とは、人を包容し育成する力である。会社自体も同じく根幹は「徳」である。我社においては常に「徳」を意識していたい。「徳」ある人生を生きることが、その人の人生を価値づけると思われる。ここでいう「徳」とは、成人になるにしたがって身につけた
 ●夢、願望、目標、目的を実現しようという強い意志
 ●勇気ある行動
 ●人への優しい気配り、配慮
 ●大人としての態度や言動
これら多くの体験、鍛錬を通じて、その人自身からにじみ出る人間の魅力である。会社の中では、これらの徳を大いに発現し人を感化したい。「包容する」とは、人を許し理解すること、そして認めること。また短所を理解し、より多くの長所を育て上げることである。「育成する」とは、相手を変化させること。例えばその人の悪い癖をなおす、新しい能力をつける、態度を変えさせることである。

信義 Faith

「信義」とは、人と人との間で交わされる「信頼」「約束」「義務」であり、人としてのあるべき姿である。会社も同様である。上司は部下を「信頼」し、部下は上司を「信頼」していればこそ、組織が円滑に運営できる。「約束」を破り「義務」を怠れば、たちまちにして「信頼」を失い、組織運営がくるってくる。取引先や銀行との間でも「信義」を誠(まこと)をつくして貫くことが、我が社の姿勢の一つである。今日まで力を貸してくださった取引先との「信義」を守り通してゆきたい。

更に言えば、会社の最終目的である「利益創造・成長発展・社会貢献」は、会社が存続する限り守らねばならない義務である。社会への約束ごとである。そのことを自覚した上で運営をしてゆきたい。

素直 Gentle

「素直」とは、言いかえれば、とらわない心である。子供のように感じたことをそのままに表現する事とは異なる。自らの考えに固執したり、溢れる感情の赴くままに判断行動するのではなく、まず、他者の意見に耳を傾け、行動を受け入れる器を創ることから本物の素直さが生まれる。たとえ耳に痛いことであっても、人の意見に素直に耳を傾け、反省の要あらば反省をするということである。「素直」な心になれば、物事の本当の姿が見えてくる。それに基づいてなにをなすべきか、なにをなさざるべきか、が判ってくる。なすべきを行い、なすべからずを行わない真の勇気も、そこから湧いてくる。

「素直」という思想の根底には、肯定、積極、プラス思考が流れている。

感謝 Thanks

「感謝」の裏には感動がある。期待以上のことをしてくれた時、願ってもみないことをしてくれた時、計画が達成された時、自分の置かれた立場が、認められたり誉められたりした時、人と人とのふれあいの美しさを感じた時、美しい自然、すばらしい芸術に出会った時など、多くの場面で感動があり、そして感動のあるところに「感謝」が生まれる。一方、健康を失った時、仕事を失った時など、失ってはじめてわかる健康や仕事への「感謝」もある。

時に立ち止まって考えてみよう。もし、あなたの心にゆとりがあるとすれば、あなたは、自分ひとりの力で生きているのではない、ということに気がつくであろう。自然の恵み、両親兄弟をはじめ同僚・部下・上司多くの人々の働きにより、自分が生かされている。そこに思いをいたせば、「感謝」の念が湧いてくる。又、その恩に応えようという気持ちも湧いてくる。さらに仕事に「感謝」して、それに打ち込めば、興味も湧き、面白くなる。生き生きし、顔つきもよくなる。人も集まってくる。そんな「感謝」ある日々を送りたいものだ。

誠実 Sincerity

「誠実」な人とは次のような人を指す。約束を守る人、まじめである人、律儀である人、決められたこと、頼まれたことを一生懸命する人、暖かくて裏切らない人、邪心を持たず、心を尽くし、一生懸命に励む人。

人は、人生や生活や仕事において、精神的にも技能、技術的にも向上し続けたいと願う心があり、会社も組織も、限りない成長発展を望んでいる。人はある一面では生活文化の維持、向上とそれを次代に残すために生きているといえる。つまり成長発展である。限りない成長発展である。自らの成長発展とともに、人々の限りない成長発展に貢献するためには、さらに、誠実に事にあたりたいと思う。

成長する組織、人であるには、何事にも心を込めるという一生懸命さが必要である。一生懸命「誠実」に事にあたると、心は私利私欲を離れ、真剣で本気に取り組めるものである。

私たち、名豊の社員ひとりひとりは、まず「誠実」な人でありたい。